初恋の君へ

□第十一訓
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「喉がかわいたネ・・・」


「だねぇ・・・」


今日は太陽が眩しい。カンカン照りだ。


「あ、じゃあこれはどうアルか?」


「?」


「ジャンケンして負けた方が飲み物を買ってくるネ!」


「いいよWW」


二人は向きあった。


そして拳をグーにする。


「ジャーンケーン・・・」


手をグーにしたまま後ろにもっていく。


「ポン!」


同時に手を前に出した。

勝ったのは・・・


理沙だ。


「やったぁ!勝った♪」


「悔しいネ!でも負けは負けアル!買ってくるアル!」


神楽は屋上を出て行った。

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