初恋の君へ
□第六訓
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まさかこのクラスに幼馴染がこんなにいるとは・・・
総悟にトシ、それとゴリラ。
あー最悪!なんでこのクラスになったんだろう・・・はぁ
「どうしたアルか?ため息なんかついて」
話しかけてくれたのはオレンジ髪のかわいい娘。
「な、なんでもないよ」
「ならいいネ!あっ私は神楽っていうネ!」
「よろしくね、神楽ちゃん」
「よろしくアル、理沙!」
神楽ちゃんは両手でわたしの手を握る
ほんと可愛いな・・・
キーンコーンカーンコーン♪
「あっ授業がはじまるアル!理沙〜お弁当いっしょに食べ
るネ」
「神楽ちゃん!今まだ一時間目ー!!」
とりあえずお弁当を一緒に食べる約束をし、席についた
「おい理沙・・・」
トシがわたしを呼んだ
「ん?なに?」
「理沙はまだ総悟のこと好きなのか?」
ゲホッ!ゴホゴホッ・・・
「な、なんで!?」
「ぃや、おまえら目があったときビックリしてたから」
見られてたんだ・・・
「わたしはー・・・」