lovesick
□第25話
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「でかっ！！」
翌日。ホテルのチェックアウトを済まし私たちはギルドに帰ってきた。
出発のときには無かった新しいギルドが建っている。
上を見ようと顔を上げれば太陽のまぶしさに目を細めた。
「あれ？流石にミオも知らなかったんだ。」
「いや、大きいっていうのは知ってても、実物見るのは初めてだし。」
ルーシィがフィギュアに服を着せながら問いかけてきたので、私もなぜか作られていた自分のフィギュアを見ながら答える。
…不気味なくらいよくできている。
サイズとかも再現されているのだろうか…。
当たり前のようにキャストオフは可能でつけてた下着は黒だった。
え。私そういうイメージ？
と、まあ一通り見た後私たちはカナに案内され中へと入る。
ナツは新しいギルドに不満のようだ。
そうして主なフロアを見た後マスターと合流する。
そしてそこには久しぶりにみる青い少女が立っていた。
「新メンバーのジュビアじゃ。」
「よろしくお願いします。」
グレイ、エルザ、ルーシィと順に挨拶を済ませていく。
私もその後に続くがジュビアに少しトーンを落とした声で「恋敵…」と呟かれてしまった。
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