lovesick
□第10話
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「今夜は宴じゃーー!!悪魔の宴じゃー!!」
「なんかすごい響きねそれ・・・」
「あい」
あの後私たちは村に戻り、月の雫によって発生したガスが
結晶化して膜になったものをエルザとナツが壊し
村人達の記憶が戻った。
「姉ちゃん達も楽しんでるかい?!!」
声のした方を見ると、すでに酔ってしまった村人の1人が手を振っている。
「楽しんでまーす!!」
ルーシィはそれを見て手を振り返していた。
すると突然隣にいる私のほうを見る。
「・・・なに?」
「ミオさっきからずっと考え事してる。
何かあった?」
「何もないよ。」
即答しすぎた、ちょっとくい気味だったかもしれない。
ルーシィすごい疑ってる。
「・・・まぁいいわ。話したくなかったら話さなくて。」
そう行ってほかの輪へ行ってしまった。
私は思い返していた。
さっきのことを。