lovesick
□第5話
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「おはよ!ミオ」
目を開けるとそこにはルーシィがいて私の顔をのぞきこんでいた。
私はおはよ、と返すと布団から出て朝食を一緒に食べる。
「もうギルドいく?」
「え!?早くない?せっかく泊まりにきたんだから
もう少し2人で遊ぼうよ!」
いや、そんな必死にならなくても。
ていうくらいのあわってっぷりで面食らった私だけれど
確かにこれで何時も通りに戻るというのは寂しい気もしたので
ルーシィの意見に賛成することにした。
そこでもやっぱり女子というのは不思議なもので
まったく話題や遊ぶことに困らない。
気がつけばお昼ご飯にはちょっと遅いくらいの時間になっていた。
そんなことを思っているとルーシィが思いついたようにこう言った。
「あ、もうこんな時間かぁ。
ねぇギルドに行って何か食べよっか。」
断る理由もないのですぐに賛成した。
*
ギルドに着き、もう中に入るというところで
ルーシィがいきなり後ろを向いてきた。
「ねぇ。いいって言うまで、外で待っといてくれる?」
別に急いでるわけではないので承諾すると
ルーシィはギルドの中に入っていった。
約1分程待って、中から「ミオ入ってー」
と言う声が聞こえたので私は扉に手をかける。
普通では1人じゃ開けられないほどの大きさと重さの扉だけど、
身体能力が上がっている私には関係なかった。
扉越しでもわかるほどギルドの中は静かでどうしたのだろうと思っていると、
パパパパアァーーーーンッ!!!