lovesick
□第7話
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早速ナツたちの後を追おうと(もちろんギルドには内緒で)
ハルジオンまで来たけれど・・・どうやって行こう。
私は辺りを見回すが遅い時間帯のせいか港に人はほとんどいない。
私は端のほうにゴミとして捨てられていた船を見つけ
それを海浮かべた。
「よし!浮く!これで行こう。」
私は船に乗り急いでこぎ始めるのだった。
*
「デリオラ・・・!?」
「「え?」」
とある遺跡の中ナツたちの目の前にいたのは
氷づけの化け物だったーーーー。
謎の3人が去った後、ナツたちは3人の正体に
頭を悩ませていた。
「つーかそうやってデリオラの封印場所を見つけたんだ・・・」
「封印場所?」
「こいつは北の大陸の氷山に封印されていた」
「え?」
「10年前・・・イスバン地方を荒らしまわった不死身の悪魔
オレに魔法を教えてくれた師匠ウルが
命を懸けて封じた悪魔だ。」
ナツとルーシィは意外なつながりに驚きを隠せない。
グレイはそれを全く気にしないように続ける。
握ったこぶしに冷気を纏いながら。
「ウルの名を汚すならただじゃおかねぇぞ!!」