09/04の日記
01:03
なぜ若者は保守化するのか
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読み終わりました
私は読物は十二国記やハリーポッターなど基本はファンタジー物しか読んでいなかったので、エッセイで、しかもいくらニュースが好きといっても社会問題となるとちょっと無理なんじゃないか?と不安な気持ちもあったのですが、グラフがあってとても読みやすくあまり専門用語を使っていなかったのでお馬鹿で初心者の私にも内容を理解することができました。
近年メディアにとりあげられた、少子化や結婚、雇用、福祉保障、グローバル化、様々な問題の犠牲となった若者の夢のない冷たい現実的な思考について語っています。
終わりには鳩山新政権へのことを言っているのでおよそ3年程前のものでしょうか?
割と新しいですが、社会は短期間で目まぐるしく変化するもので、勿論需要も問題も変化しています。現に鳩山政権の後二人めの新政権が誕生しました。
これからの思考の基準にはできませんが、あくまで今後様々な問題をみていくなか、予備知識としてとてもいい本だったと思います。
本は読んで知識になるばかりではなく、読んだり読み終わったりすることによって視覚的に努力?の量がわかるのもいいですよね。
受験勉強の時もそうでしたが、勉強ってやるにこしたことはないので終わりがないんですよね。
模擬テストをやって点数が良くても悪くても勉強は続けなきゃいけない、だからやる気もわかず、不安だけが膨らむ。
それでも手は止められない。止めたくない。
本当に大変でした。
でも今は夢に向かってやっているんだから辛くはないと思うかもしれませんが、恥ずかしいことに私はそうと言い切れません。
同じではないですが、報われない日々に、自己嫌悪や劣等感を強く感じてしまうのです。
こんなに勉強しても変らないし、努力する気持ちが少ないのか?
こんな弱い気持ちで目指していいのか?
自信を持って同道と夢を追えない自分がとても恥ずかしくて、でも諦めたくないんです。
ネガティブで弱い心なのは自分でわかっているので、自信をつけるためにも本は是非役に立ちました。
ゆっくりでもいいので読んでみてください。オススメです。
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