SNSD member
□2人の時。
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「ユナ〜。」
ソニは足を伸ばしてストレッチしていたユナに、後ろから覆いかぶさるようにして抱きしめた。
「うゎっ!!オンニッッ!!ッビックリしたぁ。」
ユナはすっとんきょうな声をあげながらも、
しっかりソニの腕を掴んだ。
「今、誰もいないしさぁ〜・・・構ってょ。」
ソニはギュウッと抱きしめる力を強めた。
ユナは、2人の時になると甘え出すソニがすごく可愛くて、おもわず笑顔になってしまう。
「いいょ///・・・何する?」
ユナはソニと向き合うと、ソニと顔が近かったため、すぐ視線を床に落とした。
「じゃぁさ・・・ギュ〜ッってして?」
「・・・・・・いいょ///」
ユナは細くて長い腕を広げしっかりソニを抱きしめた。
ソニを抱きしめるとすごく柔らかくて、いつもソニの良い匂いがして・・・・・・・。
それを感じるときがユナにはたまらなく幸せだった。
ユナはちょっとソニをいじめたくなり、
軽いジョークを言った。
「・・・・ていうかソニ、また胸デカくなった?」
「もぅ!!!ユナ変態っ!!!」
ソニがユナの腕の中でジタバタして離れようとするけど、
ユナはかっちりとソニを包んでいる腕を離さなかった。
ソニは顔が真っ赤っかになって恥ずかしそうにしている。
・・・・・・本当に可愛い。
こんなに可愛い人が私の彼女でいいのだろうか?と内心ユナは思った。
「オンニは・・・・私なんかで良かったの?」
「えっ?」
「私なんかが恋人で・・・。」
「な〜に言ってるのょ。」
ソニはユナの頬を両手で優しく包み込んだ。
「私はユナと一緒になって一度も後悔なんかしたことないし、
一度も嫌だなぁって思ったこともない。
ユナは私の中で一番大切なひとだょ。」
ソニは真剣な表情をしていたが、
だんだん恥ずかしくなったのかまた顔が赤くなってしまった。
「あぁ〜!もぅっ!!恥ずかしいんだから、
私なんか・・・なんてまた言ったらぶっ飛ばすわょ(笑)」
「・・・・・・・・うん///」
ユナはそんなソニが本当に愛しくてもう一度抱きしめた。
そして耳元で呟いた。
「ずっとだ〜いすきだょ。」
→あとがき。