SNSD member
□Sunny
1ページ/3ページ
・・・・・暑苦しい。
ソニはテレビを見ながら思っていた。
暑苦しい理由はただ一つ。
スヨンが後ろからソニのことを抱きしめているから。(-_-;)
スヨンのせいでクーラーが効いている感じがまったくしない。
「ねぇ・・・、いい加減離れてくれない?今気温何度だと思ってるの?」
ソニはイライラしながらスヨンに言った。
「ソニちっちゃいからすっぽり包めるんだもん♪可愛くて仕方ない^^*」
スヨンはそう言いながら更にソニを抱きしめる力を強くする。
ソニはもう少しで暴れだすというところで、スヨンのソニを抱きしめていた腕がパッと離れた。
ソニは後ろを振り向くと、スヨンは頭をしきりにさすりながら自分を殴ったと思われる人を見ていた。
そこにはすごい剣幕で立っているジェシカがいた。
「スヨン!?あんまりテレビの前でイチャイチャしないで!!!!気が散るわっ!!!」
そう言いながらジェシカはソニの隣に座った。
「・・・・(ボソッ)どうせソニの近くにいたかっただけでしょ。」
スヨンがつぶやくと、ジェシカの白い肌がみるみる真っ赤になっていくのがわかった。
ソニはそんなやり取り気にも留めず夢中になってテレビを見ていた。
ジェシカがスヨンと追いかけっこをしてる間に、ちょこんとソニの隣にテヨンが来た。
「あの2人、またなんで喧嘩してんの?」
テヨンが不思議そうに尋ねる。
「ジェシカが怒りっぽいのよ。」
ソニは適当に答えた。
「ソニ〜。テレビじゃなくてさぁ〜、なんかして遊ばない?」
テヨンはソニに向き合うと恥ずかしそうに言った。
「遊ぶって・・・、何して?」
「・・・2人でどっか行くとか?・・・部屋で遊ぶ・・・・・とか////」
「部屋?」
部屋で遊ぶって・・・。
小学生でもあるまいし何して遊ぶのょ。
ソニがそんなことを考えているうちにもテヨンの顔はみるみる赤くなっていった。
「テヨン!ストップ。」
ティパニがソニとテヨンの間にすごい勢いで座った。
「テヨンの言う事なんか聞かないでDVD見ましょう!気になってたやつ借りてきたんだぁ〜^^」
ティパニがいそいそと借りてきたDVDを取り出すと、なんとそのDVDはソニも見たかった映画だった。
「えっ!ティパニもこれ見たかったんだっ☆うちも気になってたんだょ〜>∀<」
「・・・・・ソニのために借りてきたんだから。」
「えっ?なんか言った?」
「・・・ううんっ!なんでもない♪」
ティパニはブンブンと首を横に振った。
ソニはDVDをセットすると、ウキウキしながらティイパニの隣に座り、映画を見始めた。
・・・・・が、しばらくしてソニはティパニの隣にきたことを後悔した。
ティパニはソニの手と自分の手を絡めるようにして握ってきたのである。
・・・・・この映画アクション映画なんですけど。。。。
「ソニや〜♪」
片方空いているソニの隣にやってきたのは・・・
ユリだった。