綴夢

四天王まったりトーク
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サニ「リコ。まえ彼女に不摂生させすぎだし!肌、マジありえんほど乾燥!」
トリ「…つーかお前、勝手に触った訳?!」
サニ「触ってねーし。見ただけでも分かるし!ついでに髪も!あのパサツキ何とかするし」
トリ「え?あのスベスベ感が良いんじゃねーかよ。髪の毛だってふわふわサラサラで、すっげ良い匂いするんだぜ?」
サニ「スベスベじゃねーし。あれはカサカサっつーんだし!全然ダメだし」
トリ「良いんだよ!オレが良いって言ってんだから!」
サニ「リコの良いじゃ、つくしくねーんだし!」
トリ「分からねぇヤツだなぁオイ」
サニ「分かってねぇのはリコだろぉ?!」
ココ「まぁまぁ二人とも!…もしかしたら仕事で疲れてるのかもよ?だから美容に良いものでもご馳走してあげたら?」
トリ「んー……(渋々)」
サニ「そうするし。磨けばまぁまぁ良いオンナだし」
ココ「サニー、『まぁまぁ』ってちょっと失礼じゃない?」
サニ「レは理想が高いからしゃーねーし」
ココ「サニー?!」
トリ「良いよココ。偏食にはアイツの良さは絶対分からねぇって!」
サニ「るせ。黙って美容に良いもの食べさせるし」
トリ「たらふく食わせてやらぁ。……あ、でも。アイツ減量中だ。最近太ったとか言ってよ」
ココ「ダイエット?」
サニ「れがパサパサの原因だし!ありえんし!」
ココ「女の子って大変だね。ボクは男に生まれて良かったよ」
トリ「でもよ、太ったって言ってもさ、全然オッケーな程度だぜ?」
サニ「ま、リコなら10キロくらい平気だろ」
トリ「ははは!そんな太ってねぇよ!何キロって言ってたかな〜?」
ココ「トリコ、詳しく言わなくて良いよ?」
トリ「そうか?ま、でもよ?ぷっくりしてきたアイツもサイコーなんだよな」
サニ「惚気か?」
ココ「うん。惚気だね」
トリ「だってよ?太ったって言い始めたあたりからさ?こう、胸とか尻がさ〜」
サニ「ほぉ?!」
ココ「ン、ゲホン!ゴホン!」
トリ「…何だよココ?」
ココ「こないだも余計な事言って、顔にモミジ作ってなかったっけ?」
トリ「……そうでした」
サニ「ちょ、そこで止める?ココってマジでありえん!」
ココ「彼女の名誉にかけて止めないとね!…それに…もし今のが彼女の耳に入ったら、トリコの命の保証が」
サニ「命っておま、大袈裟な」
ココ「事実だよ。彼女を怒らせたらまずトリコに勝ち目は無い」
サニ「マジ?…ってリコすっげ頷いてるし!んな怖ぇの?!」
ココ「うん。ボクもアレに巻き込まれるのはもう嫌だ」
サニ「…ぱねぇ」
トリ「ってホント!マジ悪ぃ!今の聞かなかった事にしといてくれ!な?な?!」
ココ「良いよ」
トリ「ココ〜お前のそーゆーとこ大好きだ!」
サニ「きしょ」
ココ「ボクもそう思う」
トリ「サニーも!頼むよ!」
サニ「リコ、尻に敷かれすぎじゃね?!」
ココ「ボクもそう思う」
トリ「マジで!この話コレで終わり!」
サニ「涙目?!まえ、ホントにカリスマか?!」
ココ「ボクもそう思う」
サニ「てかココ?さっきから同じ事ばっか言ってね?」
ココ「ボクもそう思う…だって早く終わらせたいんだもん」
サニ「『もん』って…いくつだよ」
トリ「…殴れば忘れっか?サニー?」
ココ「ほら来たよ」
サニ「ちょ!」
トリ「5連くらいか?」
サニ「分かってるし!言わないし!」
ココ「『言わない』じゃなくて、『聞いてない』だよ?」
サニ「てめぇ!何気に煽ってんじゃねーし!」
トリ「10連だな!」
サニ「忘れっから!仕舞え!仕舞えって!!」


フトッテモイイノダ!


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