05/10の日記

07:50
墓場……
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にいる。

夜ではないが、深々と木がおいしげっており、木の影で光があたらないほどに暗い。

怖くなった自分は、出口を求め歩く。

携帯を鳴らし、助けを求めようとするが……

「もしもし後藤さん?」と不信な声が携帯から聞こえた。

怖くなり、電源を切るが、「もしもし後藤さん?」と頭のなかに声が響く。

後藤という名の墓を探し、墓の前にしゃがみこみ手を合わせる。

突然知らない人が現れてこう言った。

「知らない人のお墓の前で手を合わせない方がいいよ」

それを無視して手を合わせてしまったのが間違いだった。

少し齢をとった女性と、小さな少女が現れ、こちらへと来た。

少女の生気はまるでないようだった。

どんどん二人が近くによってくる。

悪寒が立ち、その場から逃げ出した。


必死に走っていくが、気がつくと逃げ場を失っていた。

女が話しかける。

「ゲームに勝ったら助けてあげる」

突如、3人の人が現れた知っている人と知らない人……

ゲームが始まる。

神経衰弱だ。

ゲームが始まる。

カードを引くが、なかなか揃わない。

相手がカードを引く。

何枚も何枚もカードを当てていく。

すると、少女が仲間に触れた。

かなりの恐怖が脳を過る。

その仲間は脱力していた。

少女が自分にも近づいてくる。

端に追い詰められた自分は逃げられず、叫ぶ。

少女に掴まり、絶望を感じる。

身体中の力が抜けて、倒れた。

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