Dream
□保健室/白石蔵ノ介
2ページ/4ページ
『今日はこれでお開きや。お疲れさん。』
委員会終了。
皆ワヤワヤ帰り始める。
?「委員長」
『ん?』
振り返るとそこには、出た問題児。
『...何や。』
白「そないに恐い顔しとったら可愛いの台無しやで?」
『...誰のせいや。』
もうここは委員長の威厳魅してビシっと言ってやらんとっ!
白「いや、ほんまスマンな(汗)反射やて。」
『いや、だからその反射訳分からん。』
白「ついきっかけ作りとうなってしまってな...」
『委員会中断するきっかけか。白石くん、本格的に委員長の私と張り合うつもりやな!受けてたーつ!』
って何言ってんだ、私。
白「あー、そんなつもりや無うて。その...」
『?』
白「...自分と、会話するきっかけが欲しい思て...」
『...は?』
白「...はって。」
『え、どーゆーいみ。』
白「...自分なぁ、保健室で二人っきりっちゅーシチュエーションで
既におれ自身色々押さえとるのに...言わせるんか...」
白石くんは包帯を巻いた左手で頭をかいて
チラリ、と私のほうを見た。
『え、訳が分からんのやけd...っ!!』
バンッ