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□お風呂あがり
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【お風呂あがり】


※会話文のみ、ちょい下品です。




「宮城、風呂あがった。」

「おぉそうか。疲れは取れたか?」


「何だよそれ、ジジくさい。………何読んでんの?」

「あぁコレか?今日古書店で手に入れたんだ、中々興味深いぞ。あ、そういえばお前、風呂に入浴剤入れたって言ってたな。」

「あ、うんそう。ラベンダーの香り。
………このパジャマさ、昨日買ったんだ。……………どう、かな?」

「あー…………、いいんじゃないか。似合ってる。」

「………ちゃんと見た?」

「見ましたよー」


「……………宮城のアホッッ!!」

「あでっ!!オイコラ忍!!物を投げんな!!」


「さっきからその本しか見てねーだろ!せっかく俺がこんなにサービスしてやってんのに!」


「はぁっ!?サービスって───」


「よく見ろよ!前のボタンちょっと開けてやったし髪もワザと濡らしたまんまにしてやってるし、それにラベンダーは男の性欲を1番掻き立てる匂いなんだぞ!」

「オイちょっ…………、忍ちん?」


「年だからってムスコ萎えさせてんじゃねーぞ!お前はオッサンでも俺は若いんだ!ウナギでも食ってマムシドリンクでも飲んどけバーカ!」

〜END〜


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