stand out

□No.005
1ページ/7ページ







次の日





フラフラと学校に登校していた。





別に遅刻してしまいそうな時間でもないし…



ゆっくりと自転車をこいでいた。






まぁ、朝の練習には間に合ってないけどね〜





そんなこと言っても…


あんまり、ゆっくりしてると遅刻しちゃう…





河西さんや小嶋さんは毎朝大変だろうな〜




ご苦労様で〜す。






小嶋さんもさすがに朝、迎えに来てとは言わない…





仲良くやってる男女は一緒に毎朝登校したりしてるけどね。






○○〜迎えに来たよ〜



なんてね。





ほらほら、あそこにもそんな場面の二人がいる。




こういうのは


なるべく、見らずに



急いで通り過ぎる





おい、何見てんだよ!



なんて絡まれたら嫌だし…






校門あたりでは
毎日、吹奏楽部の部員が清掃活動をしている。




おはようございます。


ってね。



それに、軽く会釈をして応える






校門あたりまで行くと




渡辺さんがちょうど登校していた。



渡辺「おっ!奇遇だね」





『そうだね。』





それから、しばらく
たわいもない会話をしながら



登校した。




でも、なんか校門付近で
後ろから殺気を感じた。




あたりを見回していると…



渡辺「どうしたの?」





『ううん。なんでもない』





渡辺「変なの…(笑)」





そして、オレは教室に入っていった。







.
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ