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□シャイニングドリンク
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"シャイニングドリンク"

それはそれは恐ろしく
ワックワクでドッキドキ
なドリンクである。



「ギャーッ!!」



そのドリンクを残念ながら
口にしてしまった6人がいた。



「とっ…ときや!?」


「おとや。」



シュルシュルと音を立て、
2人は見事に縮んだ。

見た目は、5歳児。



「わぁあどうすんの!!」


「たしか、さおとめさんは
ほかのよにんにもくばっていました。
とりあえず、あのおんがくしつに
いってみましょう。」


「う…うん。」



いつも6人で集まる音楽室。
ここなら人目もない。



ガチャ…

「お、きたか。」


「あれ、れん?…とまさも!」



どうやら先客…というか
見た目からして目的は同じ。

彼らもまた5歳児だった。



「おまえたちもか…。
と、いうことは………」


「ぅぁああああああくるなぁああ!!」


「かわいいしょうちゃん
まってくださいぃい!!」



バタバタと音を立て、
いつものような光景が目に入る。
1つ違うのはやはり彼らも
見た目が5歳児であるということ。



「ちょっなつき!!やめろっ」


「はぁあわぁあみんなちっちゃくて
かわいいです〜!!」



那月の矛先が何故か
翔以外のものにも向いた。



「で、どうするんだい?」


「こうりょくがなくなればもどるはずだ。
それまでここにいるしかないな。」


「くっそ、これじゃぁ
なんにもできねぇじゃん。

ってはーなーせーぇぇえ!!」






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