RKRN短編&SS&シリーズ
□尾浜勘右衛門
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『あたしが一日彼女になるんだけど?勘ちゃんは何したい?』
「なんで急にそんな話になるの?」
『そういうシリーズなの!詳しい事は管理人に聞いてよ!』
「聞いても無駄だ。適当に考えているタダの妄想馬鹿だから。…言ってしまえば、学園長の思いつきと同じ考えだな!うん」
『多分そう!絶対そう!――と言う訳で、何がしたい?』
「そうだね…今日は何かのお祭りがあるみたいから町に行ってみる?」
『いいね!行こう』
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『うひゃああ!結構人気なんだねここの祭り』
「まあね、よし!楽しもう」
『おう!……ッ!!?』
―ぎゅ
「何も驚くことはないだろ?綾は今日一日、彼女役なんでしょ?」
『そ、そうだね!すっかり忘れてたι』
――手、意外に大きい
勘ちゃんに出店でいろんな物を見てまわり。
食べたり、飲んだり、話したりで…。正直疲れたけど楽しかった!
「今日はありがとね」
『あたしこそありがとう、楽しかった!また来よう』
「!!…そうだね」
『んじゃ、今日はお疲れさまでしt……ッ////』
言い終わる前に勘ちゃんの唇があたしの唇と重なった。
「まだ、日が変わってないからまだ、俺の彼女だろ?」
『……………////』
――はい!その笑顔反則!///
「かわいッ!じゃあね」
手を振って去って行った。
『うわああ…なになに////』
一日なんて物足りねぇ〜←
そう思うわたくし、水城綾でした。
次回は久々知兵助の一日彼女になってきます!
2011.10.1