RKRN短編&SS&シリーズ

□Jealousy&willfulness
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「数馬ぁ〜」


―ガンッ


鈍い音と共に数馬の背中にドンと勢いよく抱きつく作兵衛。
勉強をしていた数馬は机とこんばんはしていた――。

「ちょと…作兵衛、重い――ι」

「たまにはぁ〜俺に構えぇ〜…ひッ」

後ろで叫ばれうるさいと思えば、作兵衛から酒の匂いが鼻を刺した。

「作兵衛…お前、酒飲んだな!」

筆を置くと、数馬は作兵衛に身体を向けた。

「飲んだんじゃないよぉ!食満先輩に無理やり飲まされたんだ!」

作兵衛の顔を見やれば、かなり顔が赤くなっていた。
その気持ちよさそうな顔に数馬はムッとなった。

「食満先輩と…二人で?」

「そうだよぉ…そしたら、飲まされたぁ」

あまり、見たことのない笑顔でそう語る。

胸の中が気持ち悪くなる。
これは―――。

「作兵衛この前言ったこと覚えてる?」

「何か言ったっけ?」

「食満先輩と一緒に居るなって言ったのに」

―ドンッ

作兵衛を床に叩きつけると服を脱がした。

「何もされてない…」

脱がした作兵衛の身体を隅々見やる。

「何もされてない…俺には数馬が居ればいい」

少しうるっとした目付きで数馬を見る。

「食満先輩と居たのは…タダの仕事だから、心配するな」

「・・・・・・作兵衛。」

「そういうことだから、今日は…俺の我儘聞いて――」

作兵衛は数馬に抱きつくと耳元で――

「構ってくれなかった分抱いて」

「・・・・・///」







Jealousy&willfulness
(酔った勢いでこんなこと…////)
(そう言ったの、作兵衛だからね…ι)







********************
作兵衛と数馬のキャラがつかめないι
ま、いっか←
麻太郎様に差し上げます!

2011.9.9

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