歪みの国
□みっとないとてぃーぱーてぃ♡
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「ついたぁ」
ホテルに到着。
深夜のフロントに人影はなく、ロビーは静まり返っていた
「…アリス?」
「あ!」
公爵だ。
前見た時より、ふっくらして顔色も良い。巻き髪も今日はつぶれてないしクマもない。
よかった。
「久しぶりだねアリス。」
「そうね。夫人は?」
「……。」
公爵が指差すのは、レストランいなばの扉。
相も変わらず食べ続けている様子で。
「見ないことにしたよ。うん。」
…最初からそうすればいいのに
地下街に到着。噴水の横を通って、ベーカリーカメダ と 鶴岡パン店の前にくる
「帽子屋、あんぱんはつぶあん?こしあん?」
「ん?つぶあんにきまって…うぁぁぁ!!!!」
ベーカリーカメダのこしあんぱん、発砲。
「助太刀いたす!!」
私たち二人はつぶあんぱんによって、鶴岡パン店に連れ込まれた。
「まだこんなことやってたの...」
「あ、アリス!?」
帽子屋はびくびくしている
「だって、こしあんぱんが…」
「こしあんぱんが?」
「我らの英雄“アンパ○マン”をこしあんにしてくれるよう日○レに電話したのだぁ!」
「うわぁ…」
めっさどうでもいい!
「…それで、どうなったんだ?」
帽子屋も、あきれていた
「我らが止めた。ベーカリーカメダの電話線を」
「電話線を?」
「喰った」
切れよ。