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目を開ければ最初に視界に入ったのは真っ白な天井
さっきとは一変した風景に驚きながらも起き上がり、周りを見れば自分が今どこにいるのかを理解した
(ここは……いつも半兵衛様が通っている病院だ)
そう思った瞬間だった
「三成君!?」
聞きなれた声で名前を呼ばれ、急いで振り向けばドアの前に半兵衛様が立っていた
「半兵衛様?」
「良かった、目を覚ましたんだね。いろいろ言いたいことがあるだろうけど、ちょっと待っててね。」
そう言って半兵衛様は踵を返して病室から出ていった