VOCALOID 中学生
□nako☆room
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6時だが暇だたので、レンの家に遊びに行くことにした。
そういえば鏡音家にお邪魔するの、これが初めてだっけ?
どんな家なんだろ…
そういって家を出た。
庭にはたくさんの花が植えてあって、すごくオシャレなかんじ
……ん?いや、待てよ。
ノリで勉強教えてもらえる事になったけど、これって
勉強教えてもらう=レンの部屋に入る=二人きり……二人きり…
二人きり!!!!???
やばいって!やばいって!やばいって!
だってさ、よく考えてみると、学校でも男子とあんまり喋んない私がここまで普通に喋れたのって私としてはすごい進歩だとおもうの!
思うのっ!(←大事なので二回っ
え、真面目にどうしよう…
どんな風に話したらいいのかな?どんな風にお礼言えばいいのかな?
女の子だったらふつーに「ありがとう!○○ちゃんっ次も教えてもらっていい?」
とかいえるけど、別に彼女でもなんでもないのにそんな風に親切にしてもらっちゃって…
私ってなんなんだっ!
しかもなに私、男子のこと下の名前で呼んじゃったりしてるわけ?
今冷静に考えてみると結構…
はずかしっ////!!!!×3
そりゃさ、男子の親友ほしいとか思ったことあるけどさ、
レンの親友、悪くないけどさっ
むしろうれしいけどさっ//////
でも、そうやって誘ってもらえるってことはレンも私のこと嫌いではないってことなのかな?
どうなんだろ?
男子との免疫がないからわかんないよっっ
でも、自分から言う勇気もないし…
そうだ、ミクに電話しようかな?バック、バックと…アレ?
携帯がないっ!
いったん家に戻ろ。まだ1時間あるし。
ああっ!!!そうだ、こういう時こそミクに相談すれば良いのか!
家に戻り、携帯からミクに発信した。
プルルルル プルルル…
ミ「はい!菜仔、どうしたの?」
「ミークー!どうしよう!」
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ミクに事情を全部説明した。
ミ「そうか、そうか。そう考えると菜仔にとってはすごい進歩だよね。」
「ありがとうミク。で、レンと親友になりたいと思って…」
ミ「良いんじゃない?きっとレンも喜ぶと思うよ。」
「そうかな?ほんとに?」
ミ「菜仔さ、もっと自分に自信持ちなよ。私は菜仔のこと、普通に可愛いと思うし、レンもきっとそう思ってるよ。」
「えぇ、そうかなぁ…」
ミ「じゃあ今度レンに聞いてきてあげるよ。」
「えっ!いいの!?ミクがいてくれて良かったぁ〜」
ミ「んふふっ。まぁ、今日はひとまず勉強教えてもらって、友達なんだから普通の対応で良いと思うし…」
「うんっ!ミクありがとう〜。まじ大好きっ!!!」
ミ「ありがとう!うちもダヨっ菜仔は私の妹みたいなモンだし、いつでも相談のるから。ねっ」
「ありがとう〜!じゃあ、そろそろ時間だから、切るね。」
ミ「じゃあーね!」
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ピンポーン
鏡音家のインターホンを鳴らした。
リ「はーい!」
この声はリンだ。
双子でも女の子のリンは高くて、ハキハキした声。
レンの声は高いけど、落ち着いてる感じ。
そんなこと考えてたら、玄関が開いた。
リ「あっ!菜仔!上がって上がって!」
「うん!お邪魔しマース。」
?「あら、あなたが菜仔ちゃんね?」
前には、蒼い瞳に黄色くて長い髪の女の人が立っていた。おまけに超美形っ!
リ「あっ!ごめんごめん。言い遅れちゃったね。私達のお母さん。鏡音ラン!」
「っあ!あの、えっと、リンさんレンさんの友達の佐々木 菜仔って言います。よろしくお願いします!」
リンママ「いいのよ。そんなあらたまんなくてっ!私のことはリンママとでも呼んじゃって♪」
わぁ、すごい気さくな人だな。じゃなくて!
「あ、じゃあリンママ!よろしくお願いします。」