VOCALOID 中学生
□nako☆room
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あれから、約1時間。
別れの挨拶をして、鏡音家の家を後にした。
勉強も進んだし、二人とも仲良くなれた気がする。
少しは親友への道に近付けたかな…?
だけど、初めて会ったときに同じくらいの身長に感じたのはナゼ?
あ、二人は玄関の外に立ってて、段差があったからだ。
なんか悲しい…
「ただいまー!」
妹たち「おかえりー。おそかったねぇー?」
「まー、勉強してたからね。」
私には妹が二人いて、結構歳が離れている。
真ん中の妹は葉玖。
どっか抜けてて、単刀直入に言うとアホの子。
下の妹は、華佳。
真ん中の妹の影響を受けてか、しっかり者で冷静。あれだな、氏より育ち だな。
うちの両親は共働きで、母は精神科医、父は電車の運転士。
私が中学に入ってから、母も夜間の仕事をするようになり、
夜はいつも子供だけでご飯は私が作っている。
今日はご飯を食べてから鏡音家に訪問したので、夕食はすましてある。
最初は両親がいない生活は戸惑ったけど、最近は楽しい。
3人もいれば、寂しくないしね。
部屋は私が一部屋持ってて、妹たちは2人で一部屋。
よく喧嘩するけど、なんだかんだいって仲良くやってる。
「ありがと。もう寝な、おやすみ!」
葉玖・華佳「「おやすみぃ〜」」