二次小説

□悪?役! 黒執事 死神ズ
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 「…ねえ、ここってどこよ〜」

 「全く…あなたの職務怠慢のせいで残業した上に迷子ですか!」

 「あら、冷たいわ〜、ウィルってば・・・」

 「だから、いい加減にしてください!いつもいつも、あなたの所為で私が後始末をさせられているんですよ。自覚を持ちなさい、グレル・サトクリフ!!」

 「いやね、冗談よ。…?ウィル、このメモ、なんなの?」

 「貸して下さい・・・え〜っと、『ここでは普段は話せない鬱憤を晴らしてほしい。何でも言ってくれ。BY死神派遣協会』・・・って、これは一体?!」

 「だ・か・ら、ここで、言いたいこと言って良いって事でしょ!」


 ピンポーン!


 「「!!!」」

 「…そ、その様ですね(・_・;)」

 「!(あれ?ウィルが顔文字?)・・・あ、えっと、それじゃ、アタシから。…大声じゃ言えないけど、ウィルが本命って、どのルートでバレてしまったのかしら?」

 「・・・?何を言ったんですか?」

 「!…な、何でもないわ。あ、実はセバスチャンとのシーンを漫画でもっと増やしてほしいわ〜」

 「…これ以上仕事を増やさないで下さい。特にグレル・サトクリフ、貴方に関するものと、あの悪魔(害獣)に関するものについては、一切受け付けたくないです」

 「失礼ね、アタシを何だと思っているの!?」

 「…ここだから言いますが、漫画では出番少ないくせに、アニメでたくさんの登場シーンがあるからと言って、伝説の死神である、現在は葬儀屋として働いているあの方に一目惚れして、調子に乗りすぎて、私を残業させ、さらにはあの悪魔の駆除も行わない、死神にとって厄介な死神ですね。さらには、キャラクターとして個性的だからって、漫画では私の方が出番多いのに、赤執事として意外と公式・二次小説などで人気を保っているなど、他の主要キャラから疎まれている、そんな人物…いえ、オカマですね」


 「嘘よ〜!!ウィルがそんな、そんな裏話をするなんてありえないわ!!!」

 「・・・ここだから、言うんですよ」

 「…あ、ありえないものは、ありえないの〜!!!」

 「はあ〜。あなたは小学生ですか?」

 「・・・赤執事は小学生!」

 「…ふざける事が出来るなら、大丈夫ですね。・・・あ、なにやら、終わりみたいです」

 「あら、楽しかったのに」

 「こんな事ばっかりしていると、また残業になってしまいますよ。…ほら、行きますよ」

 「え〜、嫌だ〜!!ここにあと5分だけ居たい〜」

 「逝きたいなら今すぐにでも、連れて逝きますよ?」

 「すみません、マジごめんなさい、それ(高枝切りバサミ)だけはやめて」

 「…それでは、まだ残っている仕事を片付けにいきますよ」

 「・・・はい」


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