□誕プレ渡すのってけっこう勇気いるよね、いやいらないか
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今日銀時と神楽と新八はひのやに来ていた。

「銀さんまた来たのかいほんとひまだね」

『……うるせー』
なぜか銀時は落ち着きがなかった。
「でもオイラ銀さん来てくれてうれしいよ。ね、月詠姉」
晴太が月詠に話を振った
『わっちは別にこの焼け野原が来ようが来まいがどっちでもいい。むしろ日輪に迷惑じゃ。とっとと帰りなんし』
月詠は光の速さで否定した。誰もがまた2人の痴話喧嘩が始まると予想していた。
しかし…
『そうだよな……俺帰るわ』
さっさとひのやを後にした。
この行動にみんな呆気に取られていたがとっさに神楽が
「待ってヨ銀ちゃん。どこ行くネー」と言って出て行った。
続いて新八が
「神楽ちゃん危ないよー
待ってー」と出て行った。
外から「早く来いよダメガネ」とか「ダメガネ言うなー」とか聞こえたが月詠にはなにも聞こえなかった。

「銀さんどうしたのかなねぇ母ちゃん」
晴太が日輪の裾を引っ張る
「さぁねどうしたんだろね」
日輪はただ笑っていた。
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