ドラゴンクエスト外伝〜神々に選ばれし者達

□悲劇
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シェイドとステラは神の力を授かり数年がたつ…



その力はまだ一度も力を解放することはなくシェイドとステラの中に眠っていた……



そしてシェイド達の国に悲劇が起こる



兵士「王様!!大変です!!」


王「どうしたんだ…」


兵士は慌てて王の居る場所に来る


兵士「それが何者かがこの国を攻めて来たんです!!」


王「なっ…なんだと」


王は城の窓から外を見る


そこから見えたのは大勢の魔物達がこちらにやってくる所だった


王「これは大変だ!…シェイドとステラだけでも安全な場所に避難させたい…………誰かシェイドを読んで来い!」


シェイド「なんだ親父…」


シェイドは銀色の髪を輝かせる

その時のシェイドはまだ少し幼かった

王「今…何者かがこっちに攻めて来ている……
今の力ではそいつらを止める力はない………
お前はステラと一緒に逃げろ…」


それが王が出した決断だった


シェイド「大群がだと………

……本当だ……確かにあの数はやばい……」


シェイドは窓を見る

そこには何万と言う数の魔物が攻めて来てるのが分かる
シェイド「分かった…だが一体何処に逃げろと言うんだだが…このままでは見つかってしまう」

シェイドが首を傾げると王は分かっていたかのように言う


王「確かに普通ならばな……

…だが実は城に隠しの通路を作っている……

ステラを呼んでそこから逃げろ……時間はない」


シェイド「…あぁ…分かった……」

シェイドはステラのいる所に行き事情を話す


ステラ「…そんな……
…分かったよお兄ちゃん……………お父様がそう言うならしかないもん……」


ステラははじめ悲しんだが事情を分かりシェイド達は王が言う場所に行く


王「来たかステラ……」


ステラ「お父様…お母様…」


そこには王と王妃がいた


王妃「ステラ……寂しいとは思うけど立派になりなさい…
そしてシェイド……兄としてステラを守りなさい……」



ステラ「お母様……」


ステラの顔から雫が流れる


王「こんな事をしている場合ではない………今すぐ隠し通路で逃げろ」


そう言うと王は壁を叩く


するとその壁は開かれ何処につながっている通路になっていた


シェイド「親父…お袋……いつかきっと俺がこの城を救いに来る……その時まで待っててくれ………行くぞステラ」


ステラ「うん…お兄ちゃん…」


ステラはシェイドの手を握りシェイド達は隠し通路を歩き城を出て行った
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