Novel2

□一人ぼっちの闇夜に踊る
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ただ闇夜に踊る、
踊る、
踊る、
踊る。


一人ぼっち。
俺と一緒。



君も同じと思ってたのにね、君も同じ、一人だと思っていたのにね。



君には沢山、いっぱいいっぱい、皆居て。
俺だけはずっと一人



馬鹿みたい。





『君なんか要らないよ』


誰かが呟いた。


『君なんか、要らない』


また誰が呟いた。
一体だぁれ?
酷いこと言わないで。

『俺 なんか要らないよ』


ああ、そっか、
俺か。この声は、俺か。



…俺ってだぁれ?
ああもう何だか分からないよ。



凄い眠くなってきた。


ただ分かるのは、『俺』が『君』をすごい妬んでるってこと。


何で妬んだかは忘れた。









全ては紅に消えていく。



月が綺麗だ。
空を見上げれば、まんまるの形をした月が街を照らしている。




太陽は好きじゃない。
明る過ぎる。
闇夜に溶けた筈の『俺』がまた、浮き出てしまいそうで。



静かに目を閉じて全てを否定した。





そうだ…あの時、




『俺』という存在は




一度死んだんだ。


右手の痛みと引き換えにして











…何がしたかったんだろうね、俺は。


目を開いてみても誰も居ない。
現実は、街はあまりに酷すぎた。


結局、俺は一人ぼっちの闇夜で踊るしかない













一人ぼっちの闇夜に踊る

(あの時、折原臨也は一度死んだんだよ)






―――――――――――
…な、何がしたかったのよ私…。
ああぐだぐだすみません!!
というか意味わかんないっすよね、私もわからん

ただ、9巻臨也イメージしたんですよ、うん。

シズちゃんが羨ましい臨也さんの話。うん←
怪物になりきれなかった怪物の話も書きたい意味わかんないねごめんなさい!!




+テスト勉強サボりながらの更新+

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