非公開用

□逃走姫B
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「迷惑をかけるよな…。そりゃぁ」
「逃げてきた時点で迷惑かけてると思うけど?」
「それは解ってる!でも、逃げたかったんだから…、仕方無いだろう?」
「我慢が出来なくなるまでストレス溜める事無いと思うけど。」
「父様は強引すぎなんだ。」

皆(メイド)が配置に戻っていった後、私と碓氷は残って話をしていた。
ソファーに座り、紅茶を飲みながら。

「そういえば、今日は暑いね」
「そうだな。今日は特に暑い。」

今の季節は夏とだけあって、アツイ。
今日は特に。
陽が窓から部屋に降り注がれ、そこに行くと日射病などで倒れそうなほど。

「メイド服も変えないと…。」

「冷房かけてるし、いいじゃない?」
「ご主人様とは違ってメイドは働くんですよー。」

嫌味っぽく言ってみた。
未だに長袖のメイド服。
その下は汗だく。
休憩時間には風呂に入るほど。

でも、話したいのはこんなことではない。
ただ、話をそらしてるだけで。

「働く、か…。
 まぁ、半そでとかあったと思うし。
 着替えていいよ」

「ふぅん…。じゃ、また後で」

----キィ



----バタン

「…。〜〜〜〜」




---ま、end---
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