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□朝は犬、夜は狼A(裏)
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「うぅ…」
「大丈夫?美咲」
「大丈夫だと思えるのかよ」
「うん、ゴメン」
腰がすごく痛い。
歩いていられるのが不思議だ。
「あんなに激しくしやがって。」
「だって、ずっとお預け状態だったんだもん」
「はぁ〜…」
「あ、美咲〜」
「さくら」
「早く、早くしないと先生来ちゃうよ!」
「ん、あ、あぁ…っつ〜」
「どうかした?美咲」
「い、いや何でもない」
「プッ。本当、強がりなんだから…」
朝は犬のように甘え、夜は狼のように凶暴。
こんな碓氷に私はこの先耐えられるのだろうか?
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