銀色の心と共に

□No.5
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ブロロロ…


今、銀さんと一緒に原チャリに乗っている。





「お前は本物の美咲なのか?」


『…はい。貴方は本物の銀さんなんですか?』


「あ、あぁ。何で俺のこと知ってんの?」


『この漫画、貴方が主人公だから…。貴方も、何で私のこと知ってるんですか?』


「こっちの漫画、アンタが登場すんだ」


『マジでか…』


「『………」』


「『…トリップしちゃった感じ?」』


『ここ何処ですか?泉陵高校はこの近くにありますか?』


「泉陵高校はピアチェの中にしかねェな。ここは江戸だ」


『平仮名で“かぶき”って書く町がある江戸ですか?』


「あぁ、そうだけど。他にあったっけ?」


『……完全に銀魂の世界じゃん…マジでトリップした…!?』


「あ…あのよ、この状況を整理したいんだけど、いきなりで悪いんだけど、家来てくんね?てか来てください」


『…私も今の状況を詳しく知りたい……それに貴方のことも…分かりました。行きます。てか行かせてください』


「よ、よしっ」





ということが先ほどあり、万事屋へと向かっている。


本物の銀さんと原チャリでニケツ…


嬉しさ、不安、緊張、その他諸々の感情が入り雑じって、心臓がバクバクいってる。


それは銀さんも同じようで、緊張した様子で運転をしている。


そうしているうちに、万事屋に着いた。

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