銀色の心と共に

□No.4
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私は目を見開いて驚いた。


目の前にいる男も同じような表情をしている。


どうしてそうしているか分からないけど、そんな事はどうでもいい。


何で銀さんが私の前にいるの!?


『いやいやいやいやいや、何て事考えてんの、私!そんな事あるわけないじゃん!』


私は男と目を反らし、慌てて自分の考えを撤回した。



(銀時side)

俺は目を見開いて驚いた。


目の前にいる女も同じような表情をしている。


どうしてそうしているか分からないが、そんな事はどうでもいい。


何で俺の前に美咲がいるんだァ!?


「いやいやいやいやいや、何考えてんだ、俺!んな事あってたまるかよ」


俺は女と目を反らし、慌てて自分の考えを撤回した。



(美咲side)

私が慌てていると、男も同じように慌てていた。


その様子を見ていると、ますます目の前の男が銀さんに見えてきた。


けど、そんな事あるわけない。


きっとコスプレイヤーだ。


と、私は自分に言い聞かせた。


『コスプレイヤーさんですよね?クオリティ高くて本物に見えました。凄いですね』


私は素直に、尊敬の意を込めて目の前の男を褒めた。



(銀時side)

俺が慌てていると、目の前の女も同じように慌てていた。


その様子を見ていると、ますます目の前の女が美咲に見えてきた。


けど、そんな事あるわけない。


きっとコスプレイヤーだ。


と、俺は自分に言い聞かせた。


「コスプレイヤーか?クオリティ高ェから本物に見えたぜ。すげェな」


俺は素直に、尊敬の意を込めて目の前の女を褒めた。



(両side)

………は?


何言ってんだ、コイツ。


「『{俺/私}はコスプレなんかしてないけど」』

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