零崎婆識の関係

□零僕前提
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ひたすら馬鹿な話



「…何してるんですか婆様」
「魚を殺しているんじゃ」
「ああ、そうですか」

いやそれ崩子ちゃんの台詞だろとか見ればわかりますとか色々つっこみたい点はあるが僕が言いたいのはそういう事ではなくて。

「何故僕の家にいらっしゃるんですか?」
「じーぴーえすで調べたんじゃ」
「GPS?!僕の携帯はいつの間に改造されていたんだ?!」
「嘘じゃ。跡をつけた」
「尚悪い!」
「嘘じゃ。人識に聞いた」
「ああ、ならまだ納得…しかしよくあいつから聞き出せましたね…」
「ふぉっふぉっ、あいつの扱いくらい心得とるわい」
「なるほど、流石婆様…」
「というのも嘘じゃ」
「えぇぇ?!いい加減本当の事教えて下さいよ!」
「まぁの、正しく言うなら零崎の気配をここに感じたんで来たんじゃが…人識はおらんのか?」
「えぇ、今は出掛けてます」
「そうかのぅ…ふむ…」
「で、婆様、何故僕の家で魚をさばいていたんです?」
「いいマグロが手に入ったんでの」
「あれマグロだったんですか…ってあれ、どうやって持って来たんですか?」
「担いだに決まっておるじゃろ」
「いえ決まってません」

因みに婆様の年齢は永遠の49歳だそうだ。反応に困るとはこの事だろうか。いや違う。

「折角人識にマグロ分けてやろうと思っておったのにのぅ…いなければ仕方ないのぅ。いー、米炊いとくれ。一緒にマグロ丼食べよう」
「え、いいんですか?じゃあいただきます」




「……という事があったんだが」
「まぁマグロ担げる婆さんなんてあの人くらいだからな…因みに婆様はマグロを武器にする事もあったらしい。見たことはないが」
「食べ物に失礼だろそれ……」
「うん、そう思ってやめたらしい」
「で、君どこ行ってたの?」
「零崎の気配したから兄貴かと思って逃げてた」
「ふぅん…とりあえず三分の一くらいマグロ置いてったからしばらくマグロ三昧だよ」
「いらん!マグロ嫌いだ!」
「そうなの?知らなかった…好き嫌いはよくないね零崎」
「嫌なもんは嫌なんだって、ちょ、やめ、ぎゃああああ!」




+++
ちなみに生なのでアパートの人に配って回りました。

うん、零僕はどこに。
勢いで文章書いてはいけないですね。
マグロで戦う零崎がいたっておかしくないじゃないか←食べ物を粗末にしてはいけません
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