story(REBORN)

□バレンタイン(雲綱)
1ページ/1ページ



今日は2月14日。そう、バレンタインデーだ。
だから今日俺は、めずらしく朝はやく起きて、チョコとクッキーを母さんに教えてもらいながら、作っている。

そう、大好きなあの人に渡すために…。


『母さん!出来たから味見してみてよ』『は〜い!』
パクリ。
『…どうかな?…』『う〜ん!とっても美味しいわ!!ツっ君いいお嫁さんになれるわよ〜!』


いやいや、それはないからね。母さん。まず俺、男だから。

俺は、出来上がったチョコとクッキーを包んだ。
(よろこんでくれるかな。不味いとか言われたら…ショックだよ‥。)


少々の不安を持ち、綱吉は着替えをして家を出た。


今年のバレンタインはどうして休日なのだろか。と考えながら学校に向かった。
ついたーー応接室。
コンコン

『どうぞ』
『し、失礼します』

雲雀さんは、休日に俺が来たから驚いてる感じだった。

『わぉ、綱吉じゃない。どうしたんだいこんな休日に。』
『あの…渡したい物がありましてーー』

と、不意に雲雀さんの横にある大きな袋が気になって見てみたら……
(えええぇぇぇぇぇ!何、この量は!!)


それは大量のチョコであった…。

『………』
『どうかしたの?』『雲雀さんってすごいですね!こんな沢山、チョコ貰えるなんて…。』
『まぁ、僕は食べないけどね。』
『えっ!食べないんですか!?』
『いつも近くの保育園にあげるんだ。』『…そうですか…』
これじゃあ、俺があげようしているチョコも保育園おくりになってしまうのだろうか…。

『まぁ、座れば?』『あっはい。』

トスンと綱吉がソファーに座ると、雲雀は綱吉に紅茶をいれた。

『熱いから気をつけなよ…。』
『はい。ありがとうございます!』

雲雀は綱吉の隣に座った。

綱吉は紅茶をひとくち飲んだ。
(あぁ、甘い…。)
『君、馬鹿?』
『っ!どうしてですか!?』
『どうして、好きな人からもらったチョコを、どこぞの子供におくって食べられなきゃならないの?』
『心配しなくても、綱吉からもらったのは食べるよ。』
『すっすみません。でも、ありがとうございます!』

綱吉は最上級の笑顔で応えた。


『うん…(可愛い)』
雲雀は綱吉の頭を軽くなでた後、おでこにキスをおくった。

(あぁ、雲雀さんかっこいいなぁ…)
『雲雀さん、』
『何?』
『だ、大好きですっ//!!』
『うん。僕も好きだよ。』







この後綱吉は、 チョコと一緒に 雲雀さんに食べられました。


おしまい。



後書き
なんか日本語的に滅茶苦茶に…それに微妙ですよね。もっと上手く書けるように頑張ります! ここまで読んでいただきありがとうございました!

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ