アリガトウゴザイマス。

□12月24日。
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呂律が回らないくらいに飲ませて、ふらふらになった松潤を介抱しながら、ずっと考えていた事を行動に移す。


次の日の朝、目覚めた時はベッドの上。


勿論、2人並んで。


そして裸で。



松潤より先に目が覚めたけど、寝たふりをしながら彼の様子を窺う。


目が覚めて絶句して動けない松潤に小さく「おはよう」と挨拶をして。


「俺…後悔はしてないよ、松潤が楽になれるならそれだけでいいから」


松潤は優しいから、俺を突き放す事が出来ない事も分かってる。


そんな気持ちを利用して、俺は彼の小さな隙間に入り込んだ。

月に数回の逢瀬も「松潤の力になりたいから」と小さなその心の綻びを縫う振りをして、更に俺が入る隙間を広げる。





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