ヒミツノハナシ。
□初めての。
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俺と雅紀は産まれた時からお隣同士の幼馴染。
お互いの両親が共働きとあって兄弟のようにいつも一緒にいる。
「ね〜今日はかずんち行っていい?」
下校途中に雅紀が聞いてきた。
「いいよ。明日休みだし泊まりにきてよ」
「じゃぁ、あとで行くね」
一旦、雅紀は自分の家に帰って暫くするとチャイムが鳴った。
ゲームをしている横で雅紀は漫画を読んでいる。
お互いに違うことをしていても苦にならないし、居心地がいい。
これから大人になってもずっと一緒にいれたらな…
最近はそんな事を願っている。
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