ヒミツノハナシ。

□解放。
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気が付くと目が追っている。


メンバーだからとか仕事で一緒にいることが多いからだとかそんな事じゃなくて。


遠くにいてもどんな時でも俺はあいつを探している。



気が付くと相葉さんの事ばかり考えていた。






最近の俺はオカシイ。


それなりに恋愛もしてきたし、年齢相応の経験は積んできているつもりでもいる。


でも、今回ばかりは当てはまらないのが自分でも分かっていて。


処理しきれないこの気持ちを持て余していた。




「ニノ?」


感情を押し殺す為に楽屋に入ってからすぐに読みたくもない雑誌を見ていたら突然、覗き込むように相葉さんが俺に声を掛けてきた。










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