アリガトウゴザイマス。

□12月24日。
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“限界がきた”


浮気相手だったとしても、彼に触れられたこの半年は楽しかった。


良い思い出しかない今、ここで離れる決意をすれば、松潤とこれからも良いメンバーとして友人としていられるかもしれない。


一時の過ちだったと松潤は思うかもしれないけれど、それはそれで過去として処理してくれるなら、この関係を解消するもの今なのかもしれないと。


一度も愛してるも好きだよともお互いに言わない関係だったけど。



とっても幸せな半年だった。




「やめよっか」


肌を合わせた後、汗を流しにシャワーを浴びた松潤がリビングに戻って来た直後、俺は明るく言った。




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