アルファ・α・ストーリーズ

□第5話 最強・最凶・最狂
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彼の者が創った世界【ヴェルト】
彼らにとっての日常は日常と言う【混沌】だったりする…

ヴェルトに建てられた、城のよーな建造物の中、二人の男、クガミとゼクス、観客であるカリス、ZERO、フィナ他数名が模擬戦(決闘)をコロッセオに酷似した闘技場で戦っている
ゼ「……フッ!」
ク「遅い!(…随分と強くなったな〜…)」
ゼ「ッ!」

―ドッ!!

ゼクスから放たれた、横一閃を軽やかにかわしすれ違いざまに回し蹴りを食らわせる
壁に激突したぜクスであったが、

ゼ「まだだ!王よ!!」

起き上がりざまの斬撃、飛ぶ刃がクガミに襲いかかるが…

ク「…今日はここまでだ、ゼクス」

―ピシッ……

クガミはいつの間にかゼクスの後ろへと回り込み、回り込みざまにゼクスに一太刀食らわせた
その一太刀は、ゼクスが被っていたフルフェイスのヘルメットを真っ二つにし、地面へと落とした

ゼ「ッ……わかりました…」
ク&ゼ「ありがとうございました」

お互い礼をして、クガミはゼクスの今後の課題を、ゼクスはクガミの話を真剣に聞いていた
周りの観客は賞賛や労いの言葉をかけていた……










「トリップ・ヴェルト」
なんか密林(?)みたいなところに
一組の男女があらわれる
言わずもがな神崎とアイだ
神「よっと 今回は普通についたな」
ア「2mからの落下、
  ワープしたさきが海
  なんかにくらべると
  普通なのが逆にめずらしいですね
   服も前回と同じく変わりませんし
  今回の世界とkeymanの説明
  お願いします。」
神「ん一と……
  今回の世界の名前は『ヴェル卜』
  keymanの名は『クガミ』だ
  で説明はっと……え?!」
ア「どうしたんですか?」
神崎がひきつった笑みをうかべる
神「今回は前回以上に
  厳しい戦いになりそうだ」
ア「珍しいですね
  神崎君がそういうのも
  何でですか?」
神「ああ、まずこの世界の説明から
  こn「にゃー!!!」」
神&ア「にゃーーー???」
突如、土の中から一匹の猫が飛び出した
猫「お前ら何物だにゃ!?」
ア「カワイイ!猫がしゃべってる!!!
  え〜と、君こそ何者ですか、にゃ?」
神「ん、あーちょいまってろ」
α-systemをいじくる神崎
ピっ
『mode:world』
神「こいつは伝令アイルーとか言うらしい
  土の中の高速移動が得意だとよ
  あ、言っとくけど猫じゃなくて
  『獣人種』だ」
猫「にゃにゃ!なんでオイラのことを?!
  怪しい奴めご主人様に連絡だにゃ」
神「そのご主人様の名前って……ん!
  ………なぁアイ、カワイイものって
  たくさん集まると逆に……」
ア「ははははは、そうですねえ」
ニ人の目の前には荷車をかかえた
アルルーとかアイルーとか
うん、たくさんのアイルーがいた
神「素直につかまる?」
ア「逃げれないでしょ」
こうしてニ人は荷車に
かつぎこまれたのであった
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