短編

□白粉花
1ページ/1ページ



少女は笑う、妖しく、美しき


その瞳になにを写すか‥




白粉花







少女は今日も笑う


永遠の命を手に入れた時から



『ねぇ!聞いて!私は今年で千年は生きたわ!』


少女は笑う


あどけない顔で



『ねぇ!聞いて!私はずっと生き続けてるのよ!』



少女は笑う


満面の笑みで



『ねぇ!聞いて!私は五歳の時はじめて人を殺したわ!』



少女は笑う


あの時と変わらないように




『私は世界の終焉が見たいわ!人がなにを選ぶのか見たいのよ!』




少女は笑う


妖艶に







ああ‥少女は気付かない


永遠の時を過ごすのはずっと独り孤独に耐えなければならないということを‥



『ねぇ!私は貴方を殺すために生まれてきたかも知れないわね!』




少女は笑う


はじめて笑ったその日からずっと同じ微笑みを浮かべる




少女は今日も笑う



目的を達成するまで



少女を中心に運命の歯車は回り始める



誰が死に、生きて、富を得るのかは少女次第‥



少女は今日も笑う



他人を運命の歯車に巻き込みながら‥



END


あとがき


(´・ω・`)



gdgdだ‥orz



σ(・ω・*)もよくわからん‥orz



なにがしたいんだ‥orz


[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ