★星屑★
□Forget me not blue 〜勿忘草〜
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「またご一緒ですね☆
宜しくお願いします!」
キラキラの笑顔の眩しさに、私は堪らず奥歯を噛んだ。
最後の集合日、
晴れやかな気持ちで迎えられたとばかり思っていたのに…
どうやらまた
君に何かを掻き乱されてしまったみたいだ。
「嬉しいです…
………最後に…」
そして
今度は今にも泣きそうな顔になる。
そう
このクルクルと変わる表情も、君を好きだった理由のひとつ。
最後にまた
気付かされるなんて、
皮肉だな―――――笑
「そんな顔するなあ」
「だって……」
頭をポンポンと叩いてやると、顔をカクンと床に向けた。
ポトッ―ポトポトッ――
私の為に、
泣いてくれるの…?
この場所で、今すぐにでも抱きしめてしまいたい衝動をぐっとこらえ、
「罰金」
「えっ?」
「今度私の前で泣いたら
罰金やで」
だって、
つられて泣いたりしたら
格好悪過ぎるやろ?
「かずさん………笑」
「ほらー、
他にもご挨拶
あるんやろー?行き」
涙を拭う、
彼女の背中を
押し出した。
その泣き笑いの顔も、
忘れないよ。
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