ハリポタ長編
□見舞い
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朝起きて特にすることもなくボーッとしていると、いきなりカーテンがあいた
(うわっ!こんなぶしつけな事してくるのは……)
「「やっほー。ルナ、元気にしてる?」」
「フレッド、ジョージ…」
やっぱり
「会いたくて会いたくて」
「やっと面会許してもらえたんだ。」
「そう…そりゃ良かった。」
最初会ったときは、感動した
仲良くしたいとも思った
けど、毎日毎日騒ぐこの2人を見てたら、だんだんうっとおしい…というか…なんというか(笑)
嫌いではないんだけど
「聞いたよールナ。」
「え、何を?」
「あのスネイプに、喧嘩をうったんだって?」
「しかも……お姫様だっこ!!!!」
「っ!/////ち、ちがうから。あれは私が歩けなかったからで…」
私の必死な否定の言葉も耳に入ってないのか、俺たちのルナが!!とか言いながら何やら大げさな動きをしている
「だーかーらー、喧嘩ってそんな大層なもんじゃないよ。それとあれは私が足を怪我していたから!もしもネビルが怪我をしていても、きっとお姫様だっこ………」
スネイプ先生がネビルをお姫様だっこ
「うえー変なこと想像させるなよな、ルナ」
「ごめんごめん」
(たぶん)フレッドが、ゲーと何かを吐くようなしぐさをした
「とまぁ、とにかくグリフィンドール生はみんな、ルナの話題で持ちきりだぜ。」
「えっ、私?!何で!」
「あのスネイプに喧嘩をうって、しかもお姫様だっこ。」
「だからそれは忘れてって……。」
(スネイプ先生の耳にも入ってるかな?)
だとしたら……やだ、な。