拍手ありがとうございます!
現在の拍手お礼は一種。初ツバキさんなのに酷い壊れっぷり……。乙女ツバキスキーの方々すみません(汗)。
「少佐、少しブレイクしませんか?良い珈琲豆が手に入ったんです」
「……そうだな。そろそろ一息いれるか」
諜報部のハザマ大尉がジン兄様の秘書官になって早三ヶ月。
ノエルが秘書官だった頃はこんなお茶の時間なんてなかったし、兄様があんな笑顔を見せることもなかった。
そう、ジン兄様とお茶をしたりジン兄様の笑顔を見られるのは私だけの特権だった!
なのに、なのにっ!今ではハザマ大尉がそんな幸せを独り占めしている……。
それに。
あんな可愛らしくリスのように焼き菓子を頬張るジン兄様も、あんな黒い液体でふにゃーっと頬を緩ませるジン兄様も私は見たことがなかった!(※あくまでもツバキ視点)
「あ、少佐。お菓子がついてますよ」
「む……?」
「ほら、ここです」
ペロリ。
……。
ぎゃーっ!!?
ななななんて破廉恥な!
私のジン兄様の頬を、しかも限りなく唇に近いところを舐めるなんてっ……!
許せない許せない許せない許せないっ!!
「コノウラミハラサデオクベキカ……!」
「つ、ツバキ、しっかりして!戻ってきて、ツバキー!」
〜ツバキの兄様観察日誌〜
「天井上が騒がしいんだが……」
「私が掃除しておきますよ♪」
つづく……?
※このシリーズではツバキさんとハザマの力関係は拮抗する予定です(笑)