Misfortune boY←
□朝からMisfortune!
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『アベルゥ』
『っっっっ!!!!!』
アベルの胸に顔を押し付ける日和。
そしてどうしていいのか
突然すぎて、頭がついていかないアベルがいた
『日和、どうしたの?』
何事もなかったかのように、カインが日和に問い掛けると、日和はカインの方を潤んだ瞳で見つめると、おそるおそる話し始めた。
『・・・目覚まし時計が・・・・壊れた』
『『・・・・・・。』』
『アベル。直してあげなさいな』
『あ、あぁ』
『あ、ちっ、違うの!そーゆー意味じゃなくて!』
『何?』
『ボロボロっていうか・・・原形がないかん・・・じ?』
『・・・あぁ、はいはい』
『今日はそーゆーのか。また面倒臭いなぁっ』
『え?・・・あ!またぁ!!?』
『そう、日和くんの今日のMisfortune♪』
『日和の毎日変わる不幸。今回は「触れた物を粉砕」だな!』
『はぁ・・・もう嫌』
こうして、日和の一日は幕を開けたのだった