endless world第0話〜第28話

□〜endless world 第8話〜無くした記憶
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ガンブレイド「グオオオ。」



ピーチ「やめて光輝もとに戻って。」



ピーチは暴走するガンブレイドの猛攻を避けながら説得を続ける。



ガンブレイド「ウグ…。」



ピーチ(動きが止まった。)



ピーチは動きを止めたガンブレイドに手を伸ばそうとする。



ブロッサム「。ダメですピーチ逃げて。」



ピーチ「え?。きゃあああ。」



ピーチはガンブレイドの身体から発せられる強力な重力場に吹き飛ばされる。



ガンブレイド「ウオオオ。」



ブロッサム「ブロッサム…インパクト。」



ブロッサムは追撃をかけようとするガンブレイドにエネルギー光波を当て、吹き飛ぶピーチを攻撃の手から救う。



ブロッサム「はぁ…はぁ…大丈夫ですか?。」



ピーチ「ごめん…助かったよ…。」



ピーチ(どうしたらブレイドを元に…。)



ピーチはゆっくりと立ち上がるガンブレイドに悲しみの眼差しを向けながら解決法を考え込む。



ブロッサム「ピーチ…私達がブレイドを止めましょう。」



ピーチ「ブロッサム…。」



ブロッサム「私はあの人に恩義があります。だから私は彼を助けたい…アビスのせいでああなったならあれは素の光輝さんじゃありません…。」



ピーチ「あたしも…あるよ…光輝に助けられた事…。」



ピーチ(あの時…大輔と喧嘩した時はあたしを庇ってくれた…ごめんね…あたし…何もできなくて…だからあたしはあなたを助ける事に全力を注ぐ。)



ピーチは力強い意志を胸に走り出す。



ブロッサムもその後に続いて走り出す。



ピーチ「光輝ぃぃぃぃ。」



ガンブレイド「アアアア。」



ピーチはガンブレイドの両手を拳で握りしめ、力強い眼差しで彼を見続ける。



ピーチ「もう止めてもうアビスは居ないだからもう…。」



ガンブレイド「ウウウ…アアアア。」



暴走するガンブレイドは説得を続けるピーチの首を掴み、地面に叩きつける。



ピーチ「く…ぁ…。」



ブロッサム「はあああ。」



ブロッサムはピーチを助けようと攻撃をするが…。



ガンブレイド「オオオ。」



ブロッサム「きゃあああ



ブロッサムは攻撃を弾かれ、重力波によって勢いよく吹き飛ぶ。



ピーチ「くぅ…。」



ガンブレイド「…ニ…ゲロ…。」



ピーチ「え…。」



ピーチの耳には確かに聞こえた…。



ガンブレイドの禍々しいその表情から「逃げろ」との声が…。



ガンブレイド「グオオオ…アアアア。」



ピーチ「うあああ。」



ピーチはゼロ距離で波動を打ち込まれ、地面を勢いよく滑る。



ブロッサム「うっ…。」



ピーチ「ブロッ…サム…。」



ピーチは痛みに苦しむブロッサムに手を伸ばすが、ダメージがあまりも大きすぎて力が出ず、伸ばしたその腕はすぐに地面につく。



そして…。



ガンブレイド「ウオアアアア。」



暴走したガンブレイドは背中の翼を展開させ、トドメをさそうと、倒れるピーチとブロッサムに迫る。



ピーチ(うご…けない…。)



ブロッサム(こう…き…さん…。)
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