endless world第0話〜第28話
□〜endless world 第2話〜決意の時、復活のプリキュア
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大輔「ラブ〜。」
ラブ「あ♪大輔〜♪お〜い♪。」
ラブは後ろから呼ぶ大輔を見かけ、手を降る。
大輔「ラブ、週末の大会の…って。お前は。」
光輝「あのなぁ朝っぱらからでけぇ声出すな。それに俺はお化けじゃねぇよそんなにびっくりすんな。」
ラブ「まぁまぁ。それよりどうしたの?大会の時間が決まったの?。」
裕貴「ああ♪朝一番だ♪それより桃園♪。大会には美希さんを連れて来てくれよな♪。」
丸刈りの少年、裕貴はラブの手を握りながらにやつく。
ラブ「ア…アハハ。一応声をかけてみるよ。」
健人「あの…もしよろしければ山吹さんも…。」
長身の眼鏡の少年、健人は弱々しい声でラブに話しかける。
せつな「え?でも健人君は野球部じゃないんじゃ…。」
健人「応援ですよ♪友達が頑張るのだから僕も応援にいかないと♪。」
光輝「美希?山吹?誰だそりゃ?。」
光輝は聞いたことの無い名前に首を傾げる。
裕貴「世間知らずの転校生君に教えてあげよう。美希さんとは名も高いカリスマモデルで…。」
光輝「んなことどうでもいいよ。知り合いかって聞いてんだハゲ頭。」
裕貴「ハ…ハゲ頭だぁ。違うぞこれはれっきとした丸刈りで。」
光輝「わかったわかったからわざわざ頭をアピールすんな。」
健人「山吹さんっていうのはこの街で動物病院を開いている家の人なんです♪。白詰草女学院っていうミッション系の学校に通っている桃園さん達の幼なじみなんです♪。」
光輝「ミッション?。何かこう…銃とか持って戦うのか?。前にテレビで見たぜ♪。」
健人「違いますよミッション系とは神様を称えるいわば宗教主体の学校の事ですよ。」
光輝「宗教?神様?。ふ〜ん、それがミッション系っていうのか…いや〜♪初めて知ったよ♪。」
光輝は自分の勘違いにゲラゲラと笑う。
ラブ「ん〜…ブッキーならともかく、美希たんは厳しいかもね…最近お仕事が忙しいみたいだし…。」
裕貴「ぐぅそこをなんとか。」
ラブ「一応声はかけてみるよ。」
大輔「じゃあ週末の朝に来てくれよな♪。頑張るからよ♪。」
ラブ「うん♪。」
光輝「野球部か♪。俺は前の学校で…。」
大輔「お前には聞いてねぇよ…。」
光輝「はぁ?。」
大輔「ラブ、早く学校に行こうぜ♪。遅刻しちまうぜ?。」
ラブ「う…うん。」
ラブは大輔に手を掴まれ、そのまま去っていく。
光輝「なんだアイツ…感じ悪ぃな。」