過去拍手
□8/13〜
2ページ/24ページ
セキレイ 月海
「汝ぇ…貴様、男のくせにミナトと………ミナトと……」
『仕方ねーだろーが。ミナトが俺の葦牙だったんだからさー』
「だからと言って…!男同士などっ!」
『俺だって葦牙が男なんてショックだったっての。つかさー』
「なんじゃ!?」
『さっきから思ってたんだけど、お前何にそんな嫉妬してんの?』
「なっ…し、嫉妬なぞしとらん!!」
『いや、してるだろ』
「していないと言ったらしていないのじゃ!」
『そんなにミナトがお前以外と接吻すんのイヤか?』
「当たり前であろう!吾が本妻じゃぞ!」
『それとも、』
「っ…」
『俺が誰かと接吻すんのが、イヤなのか?』
「誰が…!」
『ふ…素直じゃないねー』
「何も言ってないであろう!」
『良く言うよ、俺のこと好きなくせに』
「う、うるさい!!」
素直になれない