イケメン学園

□いつかは・・・
2ページ/13ページ

零「**」

*「零・・・」

零「だいぶ食べれるようになったな」

頭をポンポンとしてきた。
部屋に戻る途中、呼び止められた。

*「うん。零と梅さんのおかげだよ。ありがとうね」

零「いや・・・。夜は・・・夜はちゃんと眠れてるのか?」

*「・・・うん。まだぐっすりってまではいかないんだけど」

零「そうか・・・。無理するなよ?」

*「うん。ありがと」

零「いや、別にい〜」

*「ね♪もうすぐバレンタインでしょ?楽しみにしててね?」

零「俺に・・・?」

*「うん!今年はチョコじゃなくて、アップルパイ焼くようにしたの。零りんご好きでしょ?」

零「サンキュ」

*「ううん。私こそ。いつも助けてもらってばっかだから・・・これくらいさせてください」

零「冴島には・・・?」

*「う・・・ん。今年で最後でしょ?どうしようかって悩んだんだけど、思い切って告白してみることにした」

零「そうか・・・がんばれよ。俺はいつも**の味方だから」

そう言ってポンポンとまた頭をなでてきた。

*「ありがと。がんばる!」

零は何も言わず、微笑み返すだけだった。

それが寂しそうに見えたのは気のせいだったのかな・・・?
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ