イケメン学園
□いつかは・・・
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零「**」
*「零・・・」
零「だいぶ食べれるようになったな」
頭をポンポンとしてきた。
部屋に戻る途中、呼び止められた。
*「うん。零と梅さんのおかげだよ。ありがとうね」
零「いや・・・。夜は・・・夜はちゃんと眠れてるのか?」
*「・・・うん。まだぐっすりってまではいかないんだけど」
零「そうか・・・。無理するなよ?」
*「うん。ありがと」
零「いや、別にい〜」
*「ね♪もうすぐバレンタインでしょ?楽しみにしててね?」
零「俺に・・・?」
*「うん!今年はチョコじゃなくて、アップルパイ焼くようにしたの。零りんご好きでしょ?」
零「サンキュ」
*「ううん。私こそ。いつも助けてもらってばっかだから・・・これくらいさせてください」
零「冴島には・・・?」
*「う・・・ん。今年で最後でしょ?どうしようかって悩んだんだけど、思い切って告白してみることにした」
零「そうか・・・がんばれよ。俺はいつも**の味方だから」
そう言ってポンポンとまた頭をなでてきた。
*「ありがと。がんばる!」
零は何も言わず、微笑み返すだけだった。
それが寂しそうに見えたのは気のせいだったのかな・・・?