イケメン学園
□大切なのは・・・
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転校してきて半年、だいぶ慣れたとはいうものの、やっぱり男の子の中に女の子が一人というのはいろんな意味で寂しかったし、辛かった。
寮の皆や、梅さん、先生とか優しかったし、何かと助けてくれたりもした。
寮長の梅さんは乙女な男性で、たまに2人でお茶しながら、乙女トークしたりするけど、やっぱり女の子の友達ほしいな〜なんて・・・。
慣れて油断してたのもあったんだろうな・・・・そんな時、あの事件が起こった。
佑「**〜一緒帰ろうぜ」
*「ごめ〜ん。今日委員会があるの」
佑「ちぇ〜残念!しかたね〜か。亮〜!帰るぞ!」
亮「な、何で俺がお前と帰らないといけないんだよ!」
佑「いいじゃん♪」
亮「ちょ、お、おい!」
ムリヤリ引っ張られてく亮見て苦笑した。
零「**・・・俺待ってようか?」
*「ん?大丈夫だよ。すぐ終わるだろうし」
啓「俺は用事があって無理だが、藤堂に待っててもらえ。何かあるといけないからな」
*「いいよ。悪いし。大丈夫だって。何かあったり、遅くなったら連絡するから」
零「そうか?気をつけろよ?」
*「うん。ありがと!あ!急がないと・・・遅れちゃう!じゃあね、2人とも!」
啓「お、おう」
零「気をつけろよ」
*「はぁい」
カバンを置いて急いで会議室に向かった。