イケメン学園
□いつかは・・・
1ページ/13ページ
気がついたら先生のことばかり考えていた。
今まで恋といえるようなものをしてきたことがなかったから、初めはそうしていいかわからず、戸惑ってた。
それが恋だと気づいたとき、どうしようもないくらい溢れかえる想いを誰にも打ち明けられずに悩んでいた。
食事も喉を通らず、夜もあまり眠れずにいた。
そんな私の様子を一番初めに気づいたのが、梅さんだった。
『**ちゃん、悩みがあるならいってね?私でよければ相談に乗るわよ?』
そう優しい言葉をかけられ、私は思わず泣いてしまった。
・・・あの時梅さん困ってたな。
今では一番の相談相手になってもらってる。
それと、最近もう一人、相談できる相手ができた。。。というか、バレてしまって、たまに相談に乗ってもらったり、話を聞いてもらったりしてる。
隣りの部屋の零だ。
なぜか、彼には全部見透かされてしまう・・・。
いつも助けてもらってホントに感謝してる。