イケメン学園
□プロポーズ
1ページ/3ページ
#「最近身体がだるいなぁ…疲れがたまってるのかな?」
学校へ行く準備をして食堂へ向かった。
梅「あら?##ちゃん?顔色悪いわね〜、大丈夫?」
##「はい…大丈夫です。少しだるいだけなんで」
梅「そう?あまり無理しないのよ?学校行ってまだよくならないようなら、早引きしてらっしゃいな」
##「ありがと、梅さん。そうします」
朝ご飯を食べて学校へ行った。
教室に入り席につく。
##「やっぱり無理しなきゃよかったかな…気分悪…」
気分が悪くなり、机に伏せてたら啓一郎が心配して声をかけてきた。
啓「おい、##具合悪いのか?」
##「う…ん、ちょっと気分悪いだけ…私保健室行ってくるね…啓一郎、悪いんだけど、先生に伝えといてくれないかな?」
啓「ああ、それはいいが、一人で大丈夫か?」
##「う…ん」
立ち上がった途端、目眩がしてしゃがみ込んだ。
啓「お、おい、##!おい!」
うっすら覚えてるのは啓一郎の私を呼ぶ声と教室に入ってきた先生が私に駆け寄ってきたことだけだった。
気がついたら、保健室のベッドの上だった。
##「ん、ん〜?あ…れ?ここ…」
起き上がろうとしたら、優しく止められた。
冴島「無理するな、お前教室で倒れたんだ。もう少し寝とけ。仕事片付いたら、寮まで送る」
##「先生…すみません…」
冴島「お前ずっと体調悪かったのか?」
##「最近身体だるくて…食欲あんまりないし…」
冴島「…」
びっくりした顔で私を見た。
##「?あ…の?」
冴島「…いや。なんでもない。ゆっくり寝てろ」
##「はい…」
まだクラクラしてたから、ゆうことをきいて寝た。
??「…い、おい!##!」
呼ばれて起きると目の前に先生の顔があった。
冴島「どうだ?少しはいいか?」
あんまり顔が近すぎて、恥ずかしくて顔が赤くなるのがわかった。
冴島「ん?どうした?まだ悪いか?」
##「い、いえ!だいぶい〜です!」
冴島「一人で歩けるか?」
##「はい」
ベッドから起き上がり、立とうとしたら、クラッときてよろけてしまった。
冴島「おっと…無理するな」
そういって先生はお姫様抱っこして私を車まで連れていってくれた。
## 「ありがと…由紀」
冴島「まだ学校出てねぇから、その呼び方はダメだろ」
ニヤッとしながらいう。
冴島「薬局寄って帰るからな」
##「はい?薬買うんですか?」
冴島「…似たようなもんだ」
今の間がちょっと気になるけど、あえて聞かなかった。