オリジナルBL

□rain
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時間をかけて中を指で解した後、ゆっくり挿れていく。
「っ・・・。夕紀さん・・・っ・・・。」
痛みに耐えているのか、夕紀はシーツを握り締めてぎゅっと目を閉じている。
額に、目蓋に、唇にキスを降らせる。
こんな余裕のないSEXは初めてで、挿入しただけでイきそうになるのを耐える。
全部挿れた時、夕紀に抱きしめられて、彼がずっと前からの本当の恋人だったような気持ちになった。
「辛い、ですか・・・?」
「ん・・・。もう少し、待って・・・。」
抱きしめ返して、甘いキスを交わす。
「多分・・・も・・・大丈夫、動いて・・・。」
夕紀が強く抱きしめてくる。
腰をゆっくり引いていく。
「っ・・・。」
腰の動きに合わせて、夕紀のを掌で上下に動かしていく。
「夕紀さん・・・。」
「んっ・・・っ・・・」
指を挿れるだけでもキツかったそこは、快感よりも、痛みしか感じていないんじゃ・・・と不安になる。
「っと・・・・・・」
「・・・え?」
「もっと・・・して良いよ・・・。」
「っ・・・。」
言われるままに何度も激しく腰を打ち付けた。
「っ・・・!」
「っ・・・気持ち・・・い・・・?」
「っイイ・・・です・・・。今までで、一番・・・。」
「・・・ね・・・もっと・・・突いて・・・。」
「っ!!」
もう、堪らない。
「夕紀さ・・・も・・・我慢できな・・・っ」
「・・・っん・・・僕も・・・イきたい・・・」
奥まで何度も突いているうちに、夕紀の声が艶を含んでいく。
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