Monster Hunter

□第二章 覚悟
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村長「そう言えば、先日は誠にすみませんでした。こちらの手違いで、異なる依頼書を渡してしまいました。後で、お礼と治療費は支払いますので、集会場の方で受け取ってください。」
申し訳なさそうな顔になる。腰かけている長椅子から立ち上がると、深々と頭を下げる。


「いえいえ、こちらこそいい経験になりました。それにあいつは狩れませんでしたし……」
村長の謝罪に罪悪感を感じ、こちらも頭を下げる。


村長「……ジンオウガですか。それに関してはドンドルマのギルド本部から派遣されたこちらのハンターに任せます。」
一瞬だが珍しく真剣身を帯びた表情をしていた。


「あの〜、こちらの方は?」
微苦笑を面に浮かべながら、村長にそれとなく問う。


村長「あら?紹介してませんでしたっけ?」
あらあらといった感じでいつもののんびりとした感じで語る。



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